羽光・茶光兄弟会@番衆亭

番衆亭ってところに行くのは初めてです。

昔の地名が新宿番衆町だったとか…。

(7/6)

新宿二丁目なのかな、ここは。

新宿三丁目駅から10分たらず。

商店と住宅が混在した裏通りのビルの2階にありました。

ちょっとわかりにくいかも。

席亭はなまらくの人。

前は千葉市でやってましたね、なまらく。

知人がスタッフしてたし、某マスターの兄のサルサ仲間だし?

入口で靴を脱いで座布団席に。

うまい具合に角のスペースにすっぽりな席に座れた。

ほとんどの人が予約で1,500円ですね。

私は羽光さんからDMもらってたけど予約が苦手なので…。

入場18人のうち女性8人。

20人ぐらい入ってたかな?

茶光 「阿弥陀ヶ池」

羽光 「土橋万歳」

―仲入り―

茶光 「まめだ」

羽光 「私小説落語〜プリクラ編〜」

茶光さんは登場するなり客席に室温の確認。

羽光さんに言われたとかで。

ところがこれが大変なことになり、エアコンの温度を変えるのに高座背後の屏風の隙間にドライバーを通してスイッチを探るという…。

茶光さん、もう二度とエアコンの話はしません!だと(笑)

噺のほうは新聞記事のようなストーリー。

男の喋りがだんだんとテンポよくなって楽しそうに。

やっとつかめたと思ったところで。

しかし''あみだがいけ''は兎も角''ぬかにくび''は陰惨ですねぇ…。

羽光さんはネタ出ししていた土橋万歳。

体力のあるうちにと前半の高座で。

ツケ(拍子木?)が入るのでと茶光さんに指示して道具を屏風の浦へ。

歌舞伎では舞台の右端で打ってるやつですよね。

歌舞伎が元の芝居噺。

おもな登場人物は若旦那、定吉、番頭。

羽光さんがまくらで、誰もが人殺しになりうる…みたいなこと言ってたので覚悟して聴いたけど、そんなに怖くはなかった。

番頭の追い剥ぎが登場するところから芝居仕立てに。

中腰での立ち回りが続きます。

上段に刀をかまえた羽光さんの姿はなかなかに格好よくて、橘蓮ニさんに撮ってもらいたいくらいです。

振り下ろす、避ける、振り下ろす、避ける、を何度も繰り返してたり見得をきったり。

そこにツケが入ります。

夢から醒めたところでは定吉もハァハァでした(笑)

この噺に出てくる葬礼(そうれん)差しがいまいち想像つかないです。

ググると短刀みたいけど、羽光さんの仕草をみると長そう。

羽光さんは元になった歌舞伎を観たそうなので長い刀なのかな。

けっこう歌舞伎、落語、講談、浪曲、舞台芝居ってバラバラだったりしますよね。

まめだって何だろうと思ったら''まめだぬき''の略なんですね。

可愛い。

ポケ森のまめきちつぶきちを思い出して聴いてました。

噺のほうは悪戯をする子ダヌキを懲らしめるつもりが…というストーリー。

宙返りで驚かす役者が普段から膏薬を使っていたというのも上手い伏線。

そしていちょうの葉っぱ(お金)で膏薬を買いにくるタヌキ。

死んだタヌキの体にたくさんの貝が…。

これは膏薬を入れた貝ですね。

ガマの油でも、ひと貝でいくらとやってました。

死なせてしまった役者が(貝を貼ったってダメなんだよ…)って語りかけるのも切なく沁みますね。

可哀想なお話なんだけど、お伽噺のような情景も浮かんできてほっこりとします。

素敵な噺でした。

最後は羽光さんお馴染みの私小説シリーズ。

このプリクラ編がいちばん青春あるある感が強いです。

偶然をよそおって、下手にカッコつけて、FBで検索して…。

どれも経験あります(笑)

女の子の気まぐれに振り回されたりね。

ほろ苦く、切ないお話です。

最後のトークでは円丈さんに「失われた金玉」の稽古をつけてもらう話。

ちんちん、ぴらぴらで、チンピラというギャグに下品だとダメ出しする円丈さん。

失われた金玉なのに(笑)

茶光さんは羽光さんの私小説シリーズでオナニー指南でしたっけ?と。

あれはパート2かなんかでマスターベーションの発音をお父さんと繰り返す場面。

全然オナニー指南なんかじゃないです!

春のオナニー、夏のオナニーとかないし!(笑)

ひたすらオナニーする話ですよね?ってどこでどんな変換してるんだろ…。

そんな感じで、さすが鶴光さんのお弟子さんという兄弟会でした(笑)

でも、今回は芝居噺からお伽噺ふうな人情もの、新作など幅広く聴けてとても内容が濃かったです。

楽しかったなー!